☆☆☆

風次郎の世界旅
 国内編(1)
春の関西小旅行(2018・4)

music by MUSIC CAFE

                              アメリカから帰ってきた長男家族が関西西宮に住んで1年が過ぎた。
                               いわゆる桜の花見のシーズンは終わったが、今や日本的に有名になった関西の春の花イベント造
                              幣局の通り抜けは、八重桜の見時4月11日から1週間との報があり、長男宅からお誘いがあった
                              ので当方夫婦で出かけることにした。
                               私が勤めていた会社はもともとが大阪系で、東京から出張の機会は多かったが、私にとっては丁
                              度新幹線が開通した時期にあたって、「日帰り出張が可能」と囃された頃で、真面目に熟して往復
                              していた為、大阪知らずで通してしまったので、今回有馬温泉にも宿をとって六甲越えを愉しむこ
                              とにした。

         
               新幹線窓からの富士    

           (1) ―新幹線― 

                                 4月12日、急ぐ旅ではないし、それにこのところJR中央線電車は毎日のようにダイヤが乱
                               れるので、新幹線列車も「ひかり」の自由席にした。空いているし慌てなくても、30分待てば次
                               があるカラ――と。
                                何のことはない、その日の電車は順調で、10時33分発の新大阪行きを捕まえることができた。
                                程良く席の埋まった車内は、このところのブームに乗って中国など外人観光客が多かった。
                                久しぶりの新幹線であった。
                                東海道を下るのは車窓の富士山が楽しみである。前日の曇り空が少々気になってい
                               たが、うまい具合に晴れた朝になってよかった。富士山はやや霞がかっていたが雪の残る霊峰その
                               ものであった。
                                静岡あたりで車内販売の「新幹線弁当」を買って私たちは少し早目のお昼にした。インターネッ
                               トで見つけた2014年以来好評と言われる「東海道新幹線50周年記念弁当」を引き継いだお弁当だそ
                               うである。好評なので売り切れないうちに買うのがコツのようだ。東京の「深川めし」「穴子蒲焼
                               」から始まり、静岡の「黒はんぺん」、名古屋の「みそかつ」「エビフライ」、それに関西は「芋、
                               タコ、南瓜」など、東海道新幹線沿線グルメがいっぱい詰まったお弁当で、満足し旅の気分を良く
                               した。

                                名古屋での客の入れ替わりもあったが、多くの外国人客は京都で降りてしまい、新大阪までの席
                               はガラガラであった。新大阪で15分ほど待って乗継ぎ、新神戸には午後2時前に到着した。
                                新神戸からは、地下鉄の北神急行で一駅の谷上へ行き、神戸電鉄に乗り換えるのである。初めて
                               なので数日前ホテルに予約確認の際、教えてもらうと「又、5つ目の有馬温泉口で乗り換えるので
                               すよ!」と念を押すように教えてくれた。電車は全く空いていたので気楽で良かった。
                                有馬温泉駅には3時前に到着した。
                               あまりに有名な温泉場の駅にしてはこじんまりとした駅で少々拍子抜けであった。駅前広場があ
                               るでなし、有馬川の畔、沿った街道筋に面した街並みに紛れた風情の駅であった。
                               六甲の山に囲まれた谷に密集したようにホテル群が見上げられた。
                                駅の道向かいに古風なたくさんのスダレを架けた建物は土産物店であった。民芸品を物色する観
                               光客が出入りしていた。駅の右手が有馬川から六甲川へと続いて登る川沿いの道路で、太閤橋少し
                               離れてねね橋と並んでいた。案内図を見るとその少し上流に万年橋があり渡ったところに「兵衛向
                               陽閣」という予約したホテルがある。駅から5分と書かれていたが、高いところに看板がありすぐ
                               わかった。私たちは2階のまだ空いているフロントでチェックインし寛ぐことにした。
                              
                                                                                    (風次郎)

        

* 2.有馬温泉
* 風次郎の「東京ジョイライフ」ホームページのトップへ
* 『風次郎の世界旅』 トップページへ戻る
* 風次郎の『八ヶ岳山麓通信』へ
* 風次郎の『善言愛語』へ